令和4年2月現在、土岐・瑞浪の最低賃金は時間当たり880円です。都道府県別のランキングでは15位となり、中間くらいです。しかし、各人ごとに年齢や様々な属性情報等を含めて考えた場合、決して満足できる賃金水準ではないと思います。
そこで、これまでとは別の収入を作ります。とはいえ、現在の職業を捨ててまで行うことではなく、プラスアルファの収入を得られるプチ起業を検討します。
そこで、この記事では、その第一弾としてAirbnbの民泊事業の再現性を検討してみたいと思います。
土岐と瑞浪で民泊を始める?
民泊とは、自分が持つ建物の一部または全部を他人に貸し出し、収益を得るビジネスです。ホテルや旅館等などと同じく宿泊業です。2022年現在は、流行病の影響がありますが、この先、回復してきた際に検討すると良いと思います。
民泊をお勧めする三つの理由
- 初期コストが低い。
- 事業を通し社会の問題を解決できる。
- 仮に失敗をしても損失は限定的
1.初期コストが低い。
どんな商売も必ずいくらかの初期コストがかかります。ただし、何の仕事を始めるのかによって、この初期コストにも大きな差があります。
例えば、〇〇フランチャイズを始めれば、少なくても数百万円の初期コストが発生するでしょう。プチ起業をするだけなのに、そんな費用をかけたくないですね!
一方、Airbnbの場合は、始めるのに初期コストは低いです。エアビーの規定通りに部屋を整えて、備品をセット。岐阜県民泊ポータルのガイドに従えば、すぐに始められます。
2.事業を通し社会の問題を解決できる。
民泊は、現在、自身が居住する住宅の一室の他、他者の空き家の活用もできます。土岐や瑞浪市にも空き家の問題があります。みなさん、困っています。
しかし、そんな空き家でも、どこの誰かもわからない人間に貸し出したくないのが本音です。実は、空き家問題が解決しない本質的な部分はここにあります。そこで、昔ながらの「ご近所さん」の関係が役立ちます。
土岐や瑞浪の地域内コネクションを活用し空き家を調達します。これは、他地域の会社等は中々、手を出しづらいことです。人と人との信頼関係があり成立することだからです。もちろん、の調達とは、必ずしも空き家を買い上げることではなく、まずは半年だけ〜等の期間限定のレンタル契約を結ぶことを意味します。
- ご近所さんから空き家を貸してもらう。(卸価格で契約する)
- 気持ちよく宿泊してもらえるように設備を整える。
- エアビーで募集する。
- エアビーからお金が入る。
- 1番と4番の差額が収益
*別に民泊をするからといってリフォームをしなくても良いです。今の設備をきれいに整えるだけでも十分です。これは、実際にエアビーで何度も宿泊している私の経験からも言えます。
3.仮に失敗をしても損失は限定的
三つ目のメリットは、仮にこの事業で失敗をしても損失は極めて限定的である点です。最大の損失は、空き家のオーナーさんに支払う料金だけです。
例えば、月額3万円、それを半年間だけ契約している場合は、最大で18万円です。その他、撤収費用を数万円プラスするだけです。事業をするのに、これくらいの損失しかないです。ほぼリスクフリーだと考えても良いでしょう。
土岐と瑞浪周辺の民泊需要はどこにある?
基本的に、土岐と瑞浪に観光で来る人は少ないと思います。魅力的なレジャー施設や温泉等はないですね!この点は、非常に不利だと思います。実際、2022年2現在のエアビーの宿泊施設を見ると、土岐と瑞浪だけぽっかりと空いています。
とはいえ、私は、土岐や瑞浪でも以下の地域には、民泊の需要があると考えています。それが次の4つです。
- 瑞浪市の中山道周辺
- 土岐のアウトレット周辺
- 陶芸が盛んな地域
- テレワーク等、静かな場所
1.瑞浪市の中山道周辺
実は、瑞浪市の北側にある中山道は、欧州系の外国人に人気です。現地では、中山道を歩く旅としても紹介されているくらいです。
私の入手した情報によると、主に香港の旅行会社が予約を受け付けており、セントレアから入国。犬山等を経由して中山道を歩き、馬籠宿や妻籠宿まで歩きます。
外国人は、この中山道の旅の中で、古い日本の原風景と大自然を求めています。もちろん、中山道は、外国人だけではなく、日本人の方も一定数愛好家がいます。この需要は、グーグルキーワードプランナーからもわかります。
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実際、コロナ前は、細久手宿にある大黒屋さんは、外国人の方で満員だったこともありますし、開元院近くでは、夜道に欧米系の女性がテクテクと歩いたとの情報も聞いています。
このように中山道には、ある一定の需要があるにも関わらず、民泊施設が全くないです。ご存知の通り、この中山道周辺は、土岐や瑞浪の中でも非常に過疎地域であるため、空き家等も多くあるはずです。この部分に人脈を作り、空き家を入手できれば、民泊商売ができる可能性があります。
2.アウトレット周辺
2つ目は、土岐のアウトレット周辺です。基本的に、アウトレットは、名古屋等の周辺数十キロ圏内であれば、日帰りが多いと思います。しかしながら、中には、土岐周辺で一泊をしたついでにアウトレットに来る方もいると思います。
アウトレットに来る方は、カップルまたは、家族連れが多いです。この場合は、家族等の利用を想定して、エアビーで〇〇一棟貸し等をすると周辺のホテルと差別化ができます。
つまり、一人〇〇円ではなく、海外のホテルのように、何人で泊まっても料金は同じ仕組みですね!家族で宿泊をする方を想定する場合は、この部屋単位での料金の方が利用しやすいと思います。
土岐 アウトレット 周辺 ホテル
3.陶芸が盛な地域
三つ目は、土岐や瑞浪市内で陶芸が盛んなところですね!理想は、駅やバスから近いところ、または、自転車等を使えば、比較的、すぐにお店に行けるところがいいと思います。
この場合の対象は、陶芸に興味がある外国人です。このような方々に対して宿泊場所(長期で割安なタイプ)と陶芸の先生をセットにしたプランを提供します。
4.テレワーク等、集中できるところ
最後は、テレワーク等の静かな場所を求めている方、一人の時間が欲しい方に対して、アトリエのような場所を提供できるといいと思います。事実、私は、そのような場所を探しているのですが、長期間×割安×静かな環境の三つの条件を満たすところは中々、ないです。
以上、土岐と瑞浪地区における民泊の再現性の考察でした!
まとめ
- 土岐と瑞浪には民泊施設がない。
- プチ副業にAirbnbがいいかも!?
- 各地のニーズから一定の需要を検討
- 中山道、アウトレット、陶芸施設、静かなアトリア
- 上記、四つの需要があるかも!?